発音のタイミング調整機能「ディレイ」 Cubase 使い方
音のタイミングが微妙に合わない
打ち込みを行っていると、小節ジャストに音を打ち込んでいるはずが、
音色によってはアタックが遅くタイミングがしっくりこない。。
特にアタックの遅い「ストリングス」などに多いのです。
そのような時に役に立つ機能が「ディレイ機能」です。
ディレイと言ってもエフェクトの事ではありません。
選択した音の発音を早めたり遅らせる事ができるものです。
手動でタイミングを修正すると、とても時間がかかるタイミング調整を一瞬で終わらせる事ができます。
トラックディレイの解説
Cubase ディレイ設定方法
↑ 発音を調整したいトラックを選択し、左の「インスペクタ」部分から「ディレイ具合」を調整します。
左へ動かすほど発音が早まり、逆に右の場合は遅れます。
単位は「ミリセカンド」となります。
希望のタイミングになるように色々と数字を調整してみてください。
ms(ミリセカンド)の解説
このような記事も読まれています
MIDIモディファイアーで打ち込みをコントロール
複雑なMIDIコントロールを一瞬で設定、適用することができる便利な項目となります。
エクスプレッションマップを設定する
打ち込み時に、楽器の演奏法を簡単に切り替える事ができる「キースイッチ」を「エクスプレッションマップ」を使用することで更に便利に活用することができます。
Stringsの打ち込みの基本
あらゆるジャンルで頻繁に使用される「ストリングス」「Violin」「Viola」「Cello」「Contrabass」などの弦楽器を総称したものです。ここでは「ストリングス」の打ち込みを解説して参ります。
Session Strings Pro
オーケストラからポップスまで幅広く使用することができるストリングス音源です。各楽器の奏法はもちろん、楽曲で即使用出来るフレーズパターンも内蔵されています。